事例

CASE STUDY

実験・検証例を重ね、進化する製品。

実験・検証例

壁強度試験(面内)

住宅の内装では、壁面のみの一般部や窓がある開口部など様々な納まりが存在しています。当社の内装下地材がどのような性能を有しているのかを検証するため、実大モデルで試験を行い、その効果を実証しております。

壁強度試験(面外)

内装下地材の開発では製品の単体試験を行いますが、最終的には実際の納まりを再現して実大モデルで検証を行います。またクロス割れなどの影響が無いかなど細部に渡り実証しております。

折板屋根における太陽光発電架台の実証試験

工場などの屋根は折板屋根で構成されていることが一般的であり、太陽光発電システムを設置される場合、折板屋根は薄板鋼板であることから局部的な変形などが懸念されます。そのため、実大モデルを再現して製品強度や折板屋根への影響などを検証しております。

住宅屋根における太陽光発電架台の実証試験

住宅用太陽光発電用架台の開発では、実際の屋根を再現して実大モデルで検証しており、安心・安全な製品を供給させて頂きます。

普及促進への未来へと繋がるNEDO※研究。

NEDO研究
※国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構

太陽光発電システム多用途化プロジェクト

太陽光発電システムの大量導入を実現していくためには、太陽光発電の第一の課題である発電コストの低減だけでなく、導入先となる設置場所及び用途を拡大していくことも重要である。しかしながら、平坦な地面や住宅の屋根への設置等の従来型分野においては導入量が増え続けている一方で、技術的に導入が困難である未導入分野(建物、農業関連地帯、傾斜地、水上、移動体など)も存在している。将来的な市場拡大または市場創出が見込まれる未導入分野に対して、普及拡大を促進する技術を開発・実証し、太陽光発電の導入分野の拡大を加速することを目的としたプロジェクトです。

本プロジェクトでは、未導入分野となる傾斜地への導入を、すでに普及している分野と同等程度の発電コストで実現するための技術を開発し、その効果を実証しました。

太陽光発電システム効率向上・維持管理技術開発プロジェクト

太陽光発電設備の大量導入が本格化と伴い、初期導入コストは年々低減されているが他の電源に比べてまだ高く、更なる普及拡大を実現させるためには発電コストの大幅な低減が必要とされている。本事業では、太陽電池以外のBOS(Balance of System)や維持管理の分野を対象に、太陽光発電システムとしての効率向上とBOS・維持管理費の削減に資する技術開発を行い、発電コストを着実に低減することを目的としたプロジェクトです。

本プロジェクトでは、各種の敷地形状・地盤構成に最適な基礎構造と架台を提案できるシステム構築を行い、合わせて長期耐久性を実現させるためにこれまで蓄積してきたデータや追加的な金属腐食に関する促進試験を実施することにより、架台構造の長寿命化を図り、維持・管理費の削減によるトータルコストの削減を実現しました。

太陽光発電システムの安全確保のための実証プロジェクト

2012年7月の再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)の導入に伴い太陽光発電設備は急増したが、近年になって暴風や大雪による被害が顕在化してきた。太陽光発電設備は「電気設備の技術基準の解釈」に従い「JIS C 8955:2004太陽電池アレイ支持物設計標準」に基づいて構造設計されているはずであるが、誤った設計、あるいは設計不在のケースも見受けられ、被害事例の多くは不適切な設計による構造耐力の不足が要因となっています。

本プロジェクトでは、長期にわたり社会の財産となりうる構造安全性の高い太陽光発電システムを提供できるよう基礎・架台の実証試験を行い、設計基準となる「地上設置型太陽光発電システムの設計ガイドライン」を作成しました。

太陽光発電設備の信頼性·安全性向上プロジェクト

太陽光発電システムを構成する土木、基礎·構造、発電設備(発電性能と安全)、環境影響に対する現地評価技術(信頼性評価技術)とリスク低減技術(信頼性回復技術)についての課題抽出および、「傾斜地型」「営農型」「水上型」等の新しい設置形態特有の設計·施工等のガイドラインを策定するための企画立案を目的としたプロジェクトです。

動風圧試験装置

もともと建築物の窓や扉などの耐風圧性能や気密性能などを調べるための装置で、加圧ファン、圧力制御弁および圧力チャンバーから構成されます。風洞装置のように試験体に風を直接当てるのではなく、強風時における風圧に相当するような圧力を試験体に作用させる装置です。

金属材料腐食試験

鉄素材およびめっき加工品の耐久性研究・実証のため、気候や立地条件の異なる全国6カ所で暴露試験を行っています。